よくあるご質問(一戸建てリフォームについて)
一戸建てリフォームについてよくいただくご質問をまとめました。
これ以外のご質問、ご相談にもスピーディにご案内いたします。お気軽にお問い合わせください。
■屋根・外装に関する質問


瓦の破損やずれが原因で雨漏りが起きている瓦屋根は、その機会に耐震性も考慮して軽い屋根材に替えるのもよいのではないでしょうか?
また、セメント瓦からカラーベストや金属屋根へ屋根材をかえると外観がきれいになるだけでなく、建物の荷重が小さくなり耐震性も高まります。


外壁がモルタル、サイディングの場合、表面をこすって手に白い粉が付くチョーキングという現象が出てきたら塗装が劣化している状態。また、クラック(ひび割れ)やかび・藻の付着も要注意です。屋根の場合は、色の変退色や白化、カビ・藻の付着、サビ等をチェックしましょう。
屋根・外壁の劣化は、美観だけでなく建物の耐久性にも大きく影響します。劣化の兆候があれば、早めの補修や再塗装をお勧めします。


工事期間は、屋根塗装で3〜5日、葺き替えで約1週間、外壁塗装7〜10日、サイディングの張替で、2〜3週間となりますが、あくまでも目安。建物の状況や天候により変わります。


屋根材の劣化がある場合、重ね葺や葺き替えを。屋根材の痛みがあっても下地がしっかりしていれば、金属系の屋根材などの重ね吹きが可能です。下地材が腐っていたり全体的な痛みが激しい場合は、葺き替えを選択します。


また、必要に応じて建物をシートで囲い、塗料や粉塵が付着しないようにビニールをかぶせるなど細心の注意を払って工事を行います。
■リフォーム全体に関する質問


漠然としたものが整理されて、リフォームする箇所の優先順位や配分も決めやすくなります。
また、リフォーム雑誌や本・インターネットなどで情報を収集して、イメージを伝えやすい写真などがあれば切りとったり、プリントアウトするなどして打合せに活用してください。
住宅設備機器などの取替の場合は、ショールームに行って実際の使い勝手や、寸法をチェックするのも失敗しない為のポイントです。


リフォームの場合は、個々の住まいの状況を実際に見て確認しないと正確な金額が出ないケースが多いですし、いい提案やプランもできません。見積り後に断っても構わないのですから、積極的に御相談なさってください。


ただし、水廻り等の工事では、数日間キッチンやお風呂が使えなかったりの不便な面はでてきますので、考慮しておく必要はあります。


ただし、建て替えとなると取り壊し費、2度の引越し費用や仮住まい費用、登記の費用など、余分に資金が必要です。
予算に限りがある場合、急を要する場合はリフォームを。 また、建物が敷地ぎりぎりに建っている場合など、建築基準法が建築当時と異なっていると規制を受けて建て替えると今より小さい家屋になるときもリフォームをおすすめします。


*在来工法(最も多い一般的な木造住宅)
木造住宅の中では、法的な規制を守ればかなり自由にプランできます。
ただし、一部屋を大きくする、大きな開口部を設けるときは、補強なども必要なので検討が必要です。
*2×4工法(輸入住宅、メーカー系住宅)
壁で建物を支える構造の為、間取り変更は制約が多く、壁を壊して部屋を広げるなどの
増改築には制限があります。
*プレハブ工法(メーカー系住宅など)
メーカーにより材質や工法はまちまちですが、一般に壁パネルを合わせた工法の為、
開口部を設けたり壁を取り除いたりには制限があります。
*鉄骨造
鉄骨造は柱と柱の距離が長く取れますので、間取りの変更は比較的自由にできますが
在来工法でいう筋かいと同じようなブレースが壁面に入っている為、壁を取り除いたりには
制限があります。
*鉄筋コンクリート住宅
柱と梁以外は自由に間取り変更が可能です。ただし、面積が広い住宅で補強のコンクリート壁が
設けられている場合、その壁は壊せません。構造躯体が鉄筋コンクリートですので、
壁を抜くような構造そのものを変更することはできません。
ただ、内部の間仕切壁は自由に移動させることができます。


*キッチン、浴室、トイレ、洗面所などの住宅設備機器
15年~20年ごと。
給排水管、ガス管などもチェックしてあわせて取り替えられるといいでしょう。
*塗壁、ビニールクロス貼替、カーペット、フローリングの貼替
10年~15年ごと。
*外壁の塗替え
約10年~15年ごと。※塗料の種類により異なります。
現在は、高耐久性の塗料や上から重ね貼りできるサイディング等、種類も豊富です。
耐久性や予算を考慮して検討されるといいでしょう。
*屋根の塗替え(葺き替え)
10年~15年ごと。※材料により異なります。
屋根の場合は、割れの補修や樋の取り替えなども必要です。また、重ね葺きできる
高耐久の金属屋根材などもおすすめします。
■サニタリーに関する質問


好きな型の浴槽が選べ、天井を高くしたり、窓やライトも自由自在です。床や壁も好みで作ることができます。既存の広さもそのまま使えます。ただし、防水工事が必要でプロの手作りなので工期が長くかかります。
システムバスは、完全自由度には欠けますが、防水性、機能性、設備等は充実していますし、施工性に優れているので、工期が3~4日ですむのでリフォームにはおすすめです。


他にもメーターモジュール対応、サイズ調整可能なものなど種類が豊富。
設備面では、暖房機能付の浴室乾燥機や床暖房。水栓も押すだけのタッチ水栓、保温浴槽機能などグレードアップしています。
壁材や浴槽も耐久性が高く、デザイン、質感も重視されてバリエーションも豊富です。
出入口に段差が無いバリアフリータイプが主流になっています。


取替する際におすすめなのが温水洗浄暖房便座です。節水・節電・脱臭・部屋暖房機能などバリエーションが豊富です。便器と一体になったすっきりデザインのものもあります。最近では、タンクがなくすっきりしたデザインのタンクレス便器も人気です。
サイズも種類もメーカーによりいろいろ。機能、デザイン、予算に応じて検討してください。


従来浴室からシステムバスにリフォームする場合は、既存の浴室の解体・撤去、下地コンクリート打設、配管などが必要な為、工期は約1〜2週間、工事費もシステムバスからシステムバスへの交換という場合に比べ20万円程度高めになります。また土台などの木部の補修が必要な場合は、別途費用がかかります。


費用の多くを機器代が占めるため、機器のサイズ、グレードにより違います。洗面化粧台のサイズや位置の変更を伴う場合、給排水・電気などの工事が別途必要です。また、同時に内装を行う場合は、プラス1〜3日程度の工期が必要です。


費用は便器・便座の種類で大きく異なり、便器(推薦・普通便座)の取り替えが10万円くらいから、洗浄便座の取り替えで7万円くらいからとなります。
今人気の洗浄便座一体型の便器への取り替えは、20万円〜50万円程度。便器のタイプ、機能によって価格は違ってきます。


省スペースタイプ、一体型タイプなどもあり設置場所に合わせて選べます。
工事は事前に基礎工事を行った後、据付工事を行いますが、1日で完了できるので夕方にはお湯が使えます。
■キッチンに関する質問


スタイルが決まったらインテリアに合わせて扉やカウンターの色を選びましょう。必要に応じて食器洗い乾燥機やIHクッキングヒーターなどの機器をプラスして。予算オーバーにならないよう欲しい設備に優先順位をつけておくといいでしょう。
「収納」「清掃性」「使い勝手」もポイント。ショールームで実物を確認されることをおすすめします。


ワークトップの素材、扉材の種類、水栓や機器類によって価格が異なります。
今のキッチンの不満を解消してくれる機能をプラスすると良いでしょう。
また、費用としては既存キッチンの解体費用、取付費、ガス・水道・電気工事費等がかかります。


使いやすい高さの目安は、身長の1/2プラス5cmといわれています。奥行は65cmが一般的 です。
ワークトップの種類は、熱に強いステンレス、メラミンポストフォーム、タイル、大理石、人造大理石など色々ありますが、システムキッチンの主流は人造大理石とステンレス。
人造大理石は、ステンレスと比べた場合、質感もよく高級感が得られる利点があります。
しかし、本格的に料理をする人はステンレス派が多いようです。ステンレスは清潔で着色が無い為、手入れも楽です。


防汚加工が施された人工大理石もお手入れが簡単で美観にも優れています。
壁面の主流はフッ素加工のパネルが人気です。見た目が美しい上に目地が無く、毎日のお手入れも簡単です。また、扉材は、汚れが落ちやすい素材(ステンレス・ホーローなど)や表面加工された商品を 選ばれると良いでしょう。


また、収納庫には、壁付タイプ、間仕切タイプ、家電収納タイプなどがあり、壁の色、デザインもキッチン本体に合わせられる様になっています。


キッチンのレイアウトを変更す流場合は、壁の除去・新設、下地補修、内装工事などの日数がプラスされ約2〜3週間となります。いずれにしても工事内容によりかかる日数は大きく異なります。


またシステムキッチンでない場合でも据え付けタイプのIHクッキングヒーターを置くだけでOKです。導入にあたっては専用の200V回路(配線)が必要です。
単相3線式への配線方式変更や分電器の取り換えなど、お客様の設備の状況により工事費は異なります。
※上記の工事期間・費用は、お住まいの状況により異なります。詳しくはご相談ください。
■居室・収納に関する質問


フローリングには、無垢フローリング、複合フローリング、シートフローリングがあります。
無垢フローリングは自然な質感や木目の美しさが味わえますが定期的なワックス掛けなど お手入れが必要です。
複合フローリングやシートフローリングは、防音タイプ、表面塗装や基材の工夫により、ワックス不要タイプ・抗菌加工・耐傷性・耐汚染加工などいろいろな加工を施したものがあり、機能性にすぐれています。
カーペットは保温や防音の効果が高く、ウール100%のものには空気中の有害物質を取込み浄化する作用がある、とされています。
クッションフロアは合成樹脂系なので水に強く、水廻りに向いています。
コルクタイルは断熱と保温効果があり、すべりにくいです。弾力性・吸音性にも優れています。表面加工法により強度やデザイン性に違いがあります。 タイルや石は玄関ポーチ、浴室などに主に使われます。大理石は酸に弱いので浴室などには向きません。
天井・壁材には、ビニールクロス・布クロス・紙クロス・木・タイルなどがあります。
ビニールクロスは、様々な色と柄があります。耐久性があり汚れても掃除がしやすく、他の内装材に比べて安価です。
布クロスは種類が限定され、質感に柔らかさや高級感がありますが、コストは高めで、汚れがつくと落ちにくいです。
紙クロスは輸入品が、色・柄が豊富です。材料自体薄い為、下地調節に手間がかかります。
木にはむく材と合板があります。
タイルは主に台所や浴室の壁に使用されます。


ダニやホコリの心配、清掃のしやすさなどでは木質フローリングのほうが優れているといえます。
耐防汚、耐クラック、耐水、耐熱、防音などの性能もいろいろあり種類も豊富。ただしカーペットよりは費用がかかります。


温水式は、熱源はガスか電気か灯油です。給湯器やボイラーで温水をつくり、それを床下のパイプに通しパイプから伝わる熱で床を暖める仕組みです。
電気式は、床下のヒーターに電気を通し発熱させて暖房する仕組みです。一般にマンションや使用日数の少ないケースでは、電気式が有利です。
リフォーム用として、ヒーターとフロアが一体となった既存フロアーの上から施工できるような商品も開発されています。


小物の収納なら、壁に埋込むタイプの壁厚収納もおすすめです。


ただ、注文してから時間がかかる、躯体に造り付けてある場合は移設ができない、コストがかかるなどのデメリットもあります。材料によりかなり金額的にもかわってきます。
ユニット家具は、造り付け家具ほどスペースを有効活用はできませんが、工場生産品の為、品質もよく、安価、あとで買い足したりも可能です。いろんな面から比較検討が必要です。


ドアや窓のレイアウトでクロスの面積も異なりますし、作り天井やドアの交換の有無、使う素材のグレードによっても費用は異なってきます。


おすすめは、パーツを組み合わせて作るシステム収納、空間にすっきり納まる上、インテリアとしても統一がとれます。寝室の場合は、衣類や寝具が納まるクローゼットを。特に収納力があるウォークインタイプが便利です。
他に、本や趣味用品を置くスペースとして、ベッドの近くに収納を設けておくと良いでしょう。
■健康・防音・高齢者配慮リフォームに関する質問


カウンターも足腰に負担がかからない高さのものを選び、安全に配慮し、立ち消えや消し忘れに対する安全装置がついているガスコンロや、炎が出ないIHクッキングヒーターなら、尚安心です。
水栓はレバーが操作しやすく、湯温調節が容易なタイプのものがいいでしょう。
また、車イスやスツールに座ったままで台所仕事ができるニースペースタイプのキッチンを選んだり、足元に床暖房、または足元温風機などを取付けるのもおすすめです。


また、浴室の出入り、洗い場での立ち座り時等の為に手すりを取付けることをおすすめします。
また、内部はまたぎやすい高さの浴槽で、滑り止めのあるものにし、足先が届く大きさにします。
床も滑りにくい仕上げ材を選び、入口は段差が無く有効幅60cm以上の引き戸か折れ戸にし、外から解錠できるようにします。
お風呂は最も事故が起こりやすい場所ですから、通報設備を設置したり、ヒートショック等の事故にも 配慮した安全性の高い商品を選んだほうがよいでしょう。


壁には立ち座りを補助する手すりを取付し、入口は引き戸で、敷居の高さもつまづかないように段差を無くし、入ると照明と換気扇が自動で付き、自動的に消えるような機能にし、便座は自動的にフタが開き、立ちあがると自動洗浄する機能など便利な商品を選択します。
他にも便座が昇降するタイプのものもあります。また、トイレの床が廊下より下がっている場合はかさ上げして段差を無くします。又、寒さ対策としてトイレ用の暖房機の設置をおすすめします。


2.ドアのノブは扱いやすいレバー式ハンドルにする。
3.階段は、可能なら広く緩やかで踊り場付きの曲り階段にし、手すりを取り付けする。
4.わずかな段差がつまずきやすい。段差を無くして平らに。
5.浴槽は、またぎ高が低く、浴槽底面にすべり止め加工のあるのもがよい。
6.階段の照明は、踏み面を集中的に照らす足元灯を併用する。
7.玄関や廊下、浴室、トイレ、洗面、寝室に手すりをつける。
8.車イスで廊下や出入り口を通るには、1m以上の幅が必要。
9.床材選びは慎重に。滑りにくい材料がよい。
以上のようなポイントがあります。


また、手すりは、伝い歩きをするところでは横型。立ち上がる動作を支える所では縦型、L型は横の部分をつかんで体を安定させ、立ち上がる時は縦の部分で体を支える、と言った特徴や場所に応じた取り付けが必要です。
また、下地不要のベース材とセットになった手すりも最近はでています。


例えば、代表的な無垢のフローリングは、経年劣化による色の変化や、材が伸縮することで溝が大きくなったりすることがありますし、塗り壁の場合は小さなひびが入ったりといった現象も起こります。
新建材に比べると、清掃やワックス掛けといった日常のお手入れが必要になることは、知っておいてください。


壁は、ボードを二重貼りにし、二重壁を作って中空層を設けたり、遮音シートを使ったり、グラスウールを入れたり等の方法があります。
床の場合は、下地を二重床にしたり防音フローリングを用います。特にマンションで畳やカーペットの床をフローリングにするときは階下への注意が必要です。
また、プランニング時に水廻りの壁の横に収納を配置するなども、水音などを軽減するのに有効です。
オーディオルーム、ピアノ室などは特に遮音性能の高い内装材や建具の選定が必要です
。 スペースがあればユニット型の防音室の設置も検討されるといいでしょう。


ただし、きちんとした防湿対策、通風、換気計画も必要です。
■エクステリアリフォームに関する質問


建蔽率の制限をオーバーする場合、設置は難しいので、まず確認が必要です。